■ MAE today この欄には当研究所の近況や、今思うことなどを概ね1回/月のペースで気ままに書いていこうと思っています。どうぞお気軽にお読みください。 → MAE board |
03.08:感性のリフレッシュを目指して 子供の視点 子供にとって住宅とは何なんでしょうか? 幼児にとっては住宅とは行動範囲の全てであり、自分の足で歩くにつれ徐々にその範囲が拡大され、その内秘密の場所やお気に入りの場所を発見していくのですが、かつては自然そのものが子供の想像力に応えられる格好の先生だったのが今ではその多くを失いその役割が都市や建築に廻ってきているのです。 つまり住宅や都市は子供の想像力を育んで行かねばならない先生なのです。 特に大きな出来事がなければ子供は社会に対して開いています。 自分の設計する建物、住宅は常に子供達に評判の良いものでありたいと思います。そのために必要なのは設計者自身の子供心かも知れない、などと思う今日この頃です。 03.07.31 |