17.04:桜が始まりました

日本建築協会100周年

先月の3月30日に日本建築協会が100周年を迎えられ中之島公会堂にて盛大なパーテイが行われ参加してまいりました。
幾度かここでもコンクールや見学会を紹介させていただいたあの建築協会です。

当日のメニューは盛りだくさん。スタートは太田先生による公会堂の見学会、次に記念式典、そしてメインである槇先生の講演会、そのあとのパーテイ、最後の締めはU35によるパネルデイスカッション。私は10年委員会のパネル展示で少しお手伝いした程度ですが大御所の先生方からフレッシュな新人まで幅の広い年代が集い、1917に年片岡安氏から始まった100年の重みを強く感じその一員であることを少々誇らしく思えました。

やはり槇先生はグレートでした。平日の昼の時間帯といえど公会堂大ホールはほぼ満員。何より話に淀みがなくまた教科書でしか知らない世界の近代建築家との交友を含み興味深いお話が聞け、失礼ながらお歳を感じさせない頭脳明晰ぶりに舌を巻いておりました。
その後のパーテイでは懐かしい面々の顔も見ることができ美味しいビールをいただきました。
締めは海外で活躍する若手アーチスト4名交えてのパネルデイスカッション。それぞれが素晴らしいお仕事をされており興味津々でもう少し時間があればと惜しまれましたが、このU35の世代の視野は広く海外にごく自然に向けられ、この協会の厚みをさらに増していってくれる、そんな思いを抱かせてくれるもので大変有意義な1日となりました。
関係者のみなさま大変お疲れ様でした。

17.04.04