19.02：新年も早一月です

高級品

みなさんは高級品はお好きですか、あるいは何かしら反発を感じますか？
高級品というと値が高いもの、となりそうですがここでは違う観点で話を進めたい。
それは持つことでその人の生活を豊かにする品々である。

ものに溢れる現代社会、企業は自社製品を売るためにいろんなキャッチフレーズで訴えてきます。最高の品質・・・ステイタス・・・贅沢な時間・・・（すみません、あんまり浮かびませんが）
オフィスで使う機能製品であっても言葉のイメージは効果的で魅力的です。
明らかに単なる戦略であっても、確かに一理あると思うものも多く、それは長く持つ、時に耐える、ことが含まれるものです。

商品だけに限りません。一時流行った本物志向や、DIYなど技術的には未熟でも自分で丁寧に作ったものであれば愛着がわき、持つことに喜びがあり、そうなるとメンテも抜かりなく、結局長く生きる。

消耗や消費とは真逆の、時間軸の中で生きるものは高級品なのである。
職人さんがコツコツと造ろうと、大量生産のラインに乗ろうと、良いものはその人の生活を豊かにし、お金とは別の指標が存在する。

もちろんこれはその人のライフスタイルによるのでしょうが、当座の利便性を求めて買ったものは早々にゴミとなってるように思います。

生活はその人の哲学が問われる、とよく言われますが、身の回りの小さな品々にもそれが表れ、日々の生活の質を左右するように思います。
それは結局自分の目利きにかかってくる。
持たない主義も含めて、それらはその人の個性の表現となり、その人の魅力になるのだろうと思います。

19.02.08