21.04:桜は咲きましたが

農園の風景

農園の風景は美しい。日本のみならず世界の各地でもそう思う。
自然のままに近いのではなく、人が手を入れ自然の恵みを受ける豊かさのようなものを感じる時にそう思う。
日本では主に田や畑であるが、植物、穀物の生命の摂理のようなものと日本の気候を考慮に入れて知恵を注ぎ手を入れる、そういう営みが形になって現れている姿が美しいと感じるのだと思う。

作業小屋や道具小屋の建築物も風景の重要なアイテムである。
特段優れた工法や要素があるわけでなく、簡素で素っ気なかったりするが、朝陽や夕陽を浴びて大地に生きる象徴のように見えたり、静かに訴えてくるこの上なく優れた建築デザインに見えたり、風景の中で存在感を示す建築を農園ではよく目にします。

写真は京田辺で見かけたコチョウランの栽培温室(らしい)。
普通に温室が並び、屋根に日除けの寒冷紗でしょうか、そういうシートが単管のフレームの上にかけられている。
それだけといえばそれだけですが、とても美しい建築でした。

21.04.01